Dynamics 365 (CRM)やPower Appsモデル駆動アプリなどで利用されるDataverseについて、デフォルトでは10GB(Power Apps per User Licenseの場合)という容量がテナント単位で割り当てられるのですが、実際のところどれくらい容量を食うのか、業務と照らし合わせてサイジングしていくのは以外と難しいものです。そこで、本記事ではテーブル別にデータサイズを確認する方法を解説します。
手順
まずはPower Appsの画面(https://make.powerapps.com/)を表示します。
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次に、画面右上の歯車マークから「管理センター」を開きます。
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ここでリソース→容量 をクリックします。
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Dataverseタブをひらき、該当の環境(インスタンスみたいなもの。)の詳細のところのアイコンをクリックします。
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以下のようなグラフが表示されるため、≡マークから「すべてのテーブルをダウンロード」をクリック
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以下のようなCSVファイルがダウンロードされ、ここでテーブル別のデータサイズを確認できます。
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まとめ
経験上、よほどゴリゴリの基幹システムみたいなものをPower Appsで開発しないかぎり10GBの容量を使い切るような場面はないように思います。ただ、一応ライセンス費用にも影響する部分になりますので、ウラをとるという意味でもテスト的にデータを投入してサイジングを行っておくのは有益かと。