生産管理

Dynamics 365 BCの生産管理モジュールは、以下のピンク色部分をカバーしています。​

あらゆる生産タイプに対応​

Business Centralの生産管理モジュールはあらゆる生産タイプに対応しています。​複数の生産タイプを組み合わせて運用することも可能です。​

製品・中間品・材料は全て品目マスタとして管理し、補充、計画、ロット追跡、原価計算方法等の基本情報を設定します。製品の製造に必要な材料の所要量は製造BOMに登録します。製造BOMはバージョン管理が可能です。​

製造工程は、ワークセンターまたはマシンセンターとして登録します。​また、製品の製造に必要な工程の順序は「工程計画」として管理されます。工程計画はバージョン管理が可能です。​

見込生産における需要は「製造予測」機能を用いて管理します。​任意の単位（日、週、月、四半期、年、会計期間）で、需要が見込まれる品目の数量を入力します。​

製造関連マスタ（品目・製造BOM・ワークセンター・マシンセンター・工順）と、需要（製造予測または受注数量）をもとにMPS／MRPを実行します。​これにより生産計画や購買計画が自動で作成されます。

計画ワークシートで提案された製造計画をもとに製造オーダーを作成します。個別生産の場合は販売注文画面から手動で作成することもできます。​製造オーダーはステータス管理（計画、確定計画、指示済み、完了）が可能です。​

オプションのスケジューラー機能により、工程別・日時別の負荷を視覚的に表示できます。​ドラッグ＆ドロップでの負荷調整に対応しています。​

材料の消費数量や製造にかかったセットアップ時間・作業時間、製造出来高などを１画面で登録できます。​製造仕訳帳の入力・転記を行うタイミングで、必要な仕訳（仕掛品／材料 など）が自動作成されます。​

外注工程が登録されている品目の製造オーダーがある場合、外注先への発注を自動作成できます。​

BC標準機能で対応可能な原価計算は「標準原価」と「実績原価（材料費は実際原価、それ以外は標準原価」の２種類です。​製造オーダー単位でリアルタイムに原価計算が行われます。​

PowerAppsで開発された「出来高登録アプリ」を利用すれば、スマホでQRコードを読み取って作業時間や出来高、材料消費などを簡単に登録することができます。

詳細な機能紹介や各種セミナー資料を、以下のページからダウンロードいただけます。