Business Centralのマイナーな機能を紹介していくこのシリーズ。第4弾は「パッケージ追跡(Track Package)」です。
通販ビジネスなど、小口の出荷が多い業態においては便利な機能かもしれません。
どのような機能か
パッケージ追跡は、名前の通り荷物(Package)の配送状況を追跡する機能です。使い方はいたって簡単で、出荷伝票の画面からボタンを押すだけです。
このボタンを押すと、配送業者の荷物追跡画面に飛んで出荷状況がわかるよ、という機能です。
設定方法
最初に簡単な設定が必要です。まずは運送業者マスタの画面を開き、コードと名前を登録していきます。
このとき、パッケージ追跡URLというものを設定できるようになっています。ここに追跡画面のURLを入れておけばOKです。URLを入れるときは、追跡番号を入れる箇所を%1という記号にしておきます。日本郵便であればこのような感じ。設定はこれだけ。
使い方
出荷処理をする前に、受注伝票に対してパッケージ追跡番号を設定しておきます。
これを出荷すると転記済販売出荷(いわゆる出荷伝票)が出来上がりますので、ここでパッケージ追跡ボタンを押せば追跡状況を確認できます。お客様から問い合わせがあった場合などに便利ですね。
出荷前に番号を入れ忘れた!という場合、転記済販売出荷の画面で後から登録することもできます。
まとめ
実務上は当日出荷が完了した後にExcelでパッケージ追跡番号を一括アップロードした後、一気に出荷処理を行う、という運用がよさそうです。
物販以外のビジネスにおいても、「シリアルコードを発行しておいて、引き換え状況をWebサイトで確認する」みたいな業務にも使えそうな気がします。思い付きですが。