ERPと売上原価対立法、そして部門別損益
本記事では、ERPを導入する上で避けては通れない”売上原価対立法”について解説します。 売上原価対立法とは売上を計上する都度、売上原価を計上するという会計処理のやり方のことです。 ERPを導入することの大きなメリットの1つとして「リアルタイム経営の実現」というものが挙げられるのですが、これは売上原価対立法を採用することによりもたらされる部分が非常に大きいのです。 ...
本記事では、ERPを導入する上で避けては通れない”売上原価対立法”について解説します。 売上原価対立法とは売上を計上する都度、売上原価を計上するという会計処理のやり方のことです。 ERPを導入することの大きなメリットの1つとして「リアルタイム経営の実現」というものが挙げられるのですが、これは売上原価対立法を採用することによりもたらされる部分が非常に大きいのです。 ...
古くは牛乳配達や新聞配達から、現在ではクラウドサービスや保守契約、動画配信サービスなど、さまざまな業態において定期売上/サブスクリプション型のビジネスが行われています。 そのようなビジネスにおいて、地味に大変なのが売上見込の管理です。年間でざっくりと売上見込みを計算するのであれば大したことはないのですが、月別に正しく金額を展開していこうとするとそれなりに大変な作業です。 ExcelやPower BIで利用できるPower ...
業績評価や原価計算、予算管理など、いわゆる管理会計という業務において避けて通れないのが配賦(Allocation)です。 実務上はExcelを使って配賦計算をされている企業が多いのではないかと思います。共通費を部門別に配賦する、といったレベルであればExcelでも十分に自動化が可能です。 しかし、「外部倉庫からの出庫手数料や配送料を、商品種類別に重みづけしてから販売先別品番別の出荷数量を基準に配賦し、品番別の実際の利益を顧客別商品別に分析できるようにしてよ」みたいなことを上司に言われた場合、これをExcelで自動化するのはなかなか大変です。 このような作業はPower ...
本記事ではERPでKPIを管理することについて、その考え方や手法を解説していきます。 今回は管理会計寄りの話となり、統合報告や環境会計といった財務会計寄りの話は別記事で紹介します。 KPIを管理する目的 ...
私たちは2020年の創業時から自力を信じてDIYで業務を回しています。今回は当社のシステム構成を公開するシリーズその2として「管理会計・原価計算」という業務について解説していきます。 システムデザイン全体像 2024年1月現在、当社のシステムデザインは以下のようになっています。基幹系はPower ...